宝剣岳(2,931m)サキダル尾根


宝剣岳(2,931m)サキダル尾根
2016年12月10日(土)~12月11日(日)
自主山行

メンバー
CLコッシー、SLぐっさん、もっちゃん、カーミン、まきちゃん、はやっしー(記)、のりさん、ひでさん

コースタイム
12/10 7:00菅の台バスターミナル着→8:15菅の台バスターミナル発→9:10千畳敷→10:00登山開始→14:00サキダルの頭→14:45島田娘幕営
12/11 8:00島田娘→9:00千畳敷→10:30菅の台バスターミナル

12/10 天候は晴れ。5時に小牧を出発し菅の台バスターミナルへ。チケット売り場にはすでに多くの人の列があり始発のバスを逃してしまう。2本目のバスに乗車しロープウェイを乗り継ぎ千畳敷に到着。装備を整えて半分ほど雪に埋まった鳥居をくぐりサキダル尾根に向けて10:00に出発。尾根の左から取り付きまで急斜面を上がっていく。トレースがないので先頭を交代しラッセルしながら登っていった。あまりの急登で登り始めてすぐに脹脛がパンパンになった。取り付きからはぐっさんがリードで雪に埋もれた岩を掻き出しながら登攀開始。それなりにしっかりとしたホールドはあるが雪も多くピッケルを使って確保する。すぐ横が切れたった急斜面になっている場所もあり緊張感を持ちながら登った。アイゼンの前爪を引っかけて登る上部の岩場が核心だろう。サキダルの頭に出ると強風で、時折強く吹く風に体が持って行かれそうになり耐風姿勢をたびたびとった。宝剣岳に向けて稜線を進んだが強風の中ナイフリッジを渡るのは危険、さらに宝剣山荘まで行くと相当時間がかかると判断しここで撤退を決めて幕営地を島田娘へ変更した。
12/11 天候は曇り。テントが飛ばされるのではと思うほどの強い風でありこの日は極楽平から千畳敷へまっすぐ下山。凍った斜面で滑らないようアイゼンをしっかりきかせながら慎重に下山した。
宝剣岳には登れなかったがラッセル、アイゼンワーク、ザイルワーク、耐寒・耐風訓練と豊富な訓練ができ合宿本番にむけていいシミュレーションになった。

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